十善戒

 

 

十善戒(じゅうぜんかい) 三返

で   し  む こう    じん み  らい さい      ふ せつ しょう
弟 子 某 甲   尽 未 来 際    不 殺 生

ふ  ちゅう とう       ふ  じゃ いん       ふ  もう  ご
不 偸 盗     不 邪 淫      不 妄 語

ふ   き  ご       ふ  あっ  く         ふ りょう ぜつ
不 綺 語     不 悪 口      不 両 舌

ふ  けん どん       ふ  しん に         ふ  じゃ けん
不 慳 貧     不 瞋 恚      不 邪 見

読み下し文
弟子某甲[むこう]は、
未来際[みらいさい]が盡[つ]きるまで、
殺生[せっしょう]せず、
偸盗[ちゅうとう]せず、
邪淫[じゃいん]せず、
妄語[もうご]せず、
綺語[きご]せず、
両舌[りょうぜつ]せず、
悪口[あっく]せず、
慳貪[けんどん]せず、
瞋恚[しんに]せず、
邪見[じゃけん]せざらん。

現代語訳
仏陀の弟子たる私は、
未来の果てが尽きるまで、
生きとし生けるものを[故意に)傷つけず殺さず、
与えられていないものを自分のものにせず、
よこしまな男女関係を持たず、
(故意に)でたらめを言わず、
無益なおしゃべりをせず、
粗暴な言葉遣いをせず(悪口を言わず)、
他人同士を仲違いさせるようなことを言わず、
物惜しみせず無暗にほしがらず、
どんなときも怒らず、
よこしまなものの見方や考えをもたない。
(という十の善なる戒めを保つ。)